うさぎさんをお迎えする際なにが必要なのか・・?
飼育方法に関しても様々な情報があり困惑される方もいらっしゃると思います。
うさぎさんも住人兎色※(笑)?
(※飼い主さんによってうさぎの個性&飼育法も様々である、との意。)
こちらでは基本的なことで一般的に浸透している飼育方法をご紹介しますので
”はじめの第一歩・・・”として参考にしてください

●うさぎをおうちにお迎えするときに必要なもの

【ケージ】
うさぎのおうちです。トイレ、餌入れを置いてうさぎさんが横になれるくらいのスペースを用意してください。底がトレー式のものが掃除が楽です。

【牧草(=干し草)】
うさぎにとって大切な食べ物です。
牧草の種類は主にチモシー(イネ科)、アルファルファ(マメ科)、オーツヘイなど・・
イネ科の牧草を主食に食べ放題で与えてください。
アルファルファは適量を。

 
image
【ペレット】
うさぎ専用固形フードです。
子うさぎ(生後6ヶ月くらいまで)の時期はアルファルファ原料のペレットが一般的です。
栄養価が高く、成長期・繁殖期に適しています。
成体(生後7ヶ月以降)になるとチモシー原料の低カロリーのペレットにじょじょに切り替えていきます。
個体差がありますので、うさぎさんの体調(糞の状態、体重の変化)を見て調整していくことが大事です。
【餌いれ、牧草フィーダー】
ひっくりかえさない容器を選んでください。固定式がオススメです。

【水飲み】
ケージにそなえ付けの給水ボトルが理想的です。
吸い口から水が出ているか必ず確認してください。

【トイレ】
市販のペット用トイレ 。スノコタイプが足が汚れなくて良い。
スノコの下にウッドリター(トイレ砂の一種)や牧草のくず、新聞紙等をひいておく。

【最新の飼育書】
最新の飼育書を最低2冊は読むことをお勧めします。
インターネット上にも数多くの飼育書関連のサイトがあります。

《その他 あとでそろえる物》
*かじられ防止ガード用品・・電気類コード・壁、柱などガードが必要です。
*ブラシ・・換毛期は特に念入りにブラッシング 
*粘着式カーペットクリーナー
*ミニほうき&塵取り・・あると便利です。
*ペットシート(新聞でも代用可)
*かじり木(ストレス解消用のおもちゃ等)
*体重計
*動物用消臭剤 (舐めても安心な成分のものを選びましょう)
*ペレット用密封容器
*キャリーバック・・移動時、外出時。
*爪切り・・1~2ヶ月に一度、爪を切ります。伸びすぎると引っ掛けてキケンです。

●うさぎさんの食事

【牧草=(干し草)】
うさぎにとって欠かすことの出来ない大切な食べ物です。
無制限にいつでも食べられるようにしましょう。(カビ、虫に注意。)

【ペレット】
はじめておうちにお迎えしたときは、それまで食べていたペレットと同じものを与えて下さい。
ペレットを主に与えた場合、体重の4~5%程度が1日分の目安です。
朝夕に分けてあげましょう。

【野菜・果物】※生野菜は生後3ヶ月をすぎたあたりから。(少量ずつ)
新鮮な野菜を数種類混ぜてあげましょう。
(好物のものをペレット以外につくっておくためです)
与えすぎると水分を多く摂取するので下痢にならないように注意してくだい。
ペレットとのバランスで量は加減します。残した野菜は捨てましょう。

image   【あげても良い野菜】
小松菜、チンゲン菜、ニンジン、ニンジン葉、キャベツ(少なめ)、
パセリ、西洋タンポポ、水菜等
果物・・りんご、パイン、バナナ等
ハーブ・・レモングラス、バジル、ミント等
※ 仔うさぎのうちは水分の多い野菜はさけましょう。
※ 大人のうさぎでも、糞が柔らかいときは野菜は控えましょう。
【あげてはいけない野菜】
ネギ類、イモ類、ニラ、にんにく、ほうれん草などクセやアクの強い野菜。観葉植物等
※参考資料※

【少しならあげても良いおやつ】
乾燥パパイヤ、乾燥ニンジン・キャベツ等、ドライフルーツ類、
どれもしつけ&コミュニケーションに使う程度にあげて下さい。
あげすぎは× ・・おいしいものでお腹いっぱいにするとペレットや牧草を食べなくなります。

【あげてはいけない食べ物】
肉・魚はもちろん、牛乳、人間用加工食品(クッキー・パン等)はあげないで下さい。
市販のうさぎ用おやつの中でもクッキー、ゼリーなどはおすすめできません。
※低繊維質の食事は食滞の原因になります。

【食糞(しょくふん)について】
大切な習性です。肛門から出した盲腸糞(もうちょうふん)という軟糞を食べて再度栄養を吸収する大切な行動です。
肛門から直接食べるので、飼主の目にとまることはあまりありません。
盲腸糞をたくさん落としている場合は栄養過多になっていると考えられます。
食事量を調整し、繊維質を多く取れるよう牧草を大目に与えて様子を見てください。
※写真・・・ブドウの房のような盲腸糞

 
image

●うさぎさんのお手入れ

【ブラッシング】
毛球症予防のために、長毛種はほぼ毎日、
短毛種は春と秋の換毛期の頃に毎日してあげましょう。
短毛種はラバーブラシ、長毛種はスリッカーブラシを使います。

※写真・・・毛球症気味の糞。毛で繋がった糞は危険信号!

 
image

【爪切り】
定期的に爪切りをします。慣れないうちはペットショップか獣医師にお願いしましょう。
自分で切る場合は切りすぎて血が出たときのために止血剤を用意しておきましょう。

【毎日のお世話】
*食餌 *ケージの簡単なそうじ *トイレそうじ 
*室内散歩 *健康チェック *水の取替え 
*牧草補充 *スキンシップ(話しかける事となでてあげる事)
【毎週のお世話】
*ケージの大掃除(水での丸洗いは月1回) *爪の長さチェック

●うさぎさんの病気

※うさぎさんの病気は様々で多岐にわたりますので
主な病気をピックアップしました。(加筆・訂正あり)

*食滞
ストレス、毛球症、感染症で、食滞(食欲不振・便秘)が発生します。
ウサギは、常に食べて消化管を動かしていないと死んでしまいます。
2日以上食欲がない場合は、直ぐに病院へ

*下痢
ウサギが下痢をする原因はさまざまで、細菌性、ウイルス性、寄生虫性(コクシジウム)などがあります。
繊維の少ない高炭水化物・高タンパク質のエサや急なエサの変化、
傷んだエサを食べる事も下痢の原因となりますし、
環境や気候によるストレスによって下痢をすることもあります。
早めに病院へ相談を。

*血尿(赤い尿)?
膀胱炎、尿結石症や、女の子の場合は、子宮の病気で血尿がみられます。
ウサギは、健康な場合にも、赤い色をした尿をすることがあるので、病気との区別が必要になります。 

*不正咬合
うさぎの歯は常に伸びています。通常、伸びた歯は食事の際に自然に削れますが、
かみ合わせが悪いと(不正咬合)、歯は削れず伸び続けてしまいます。
切歯(前の歯)に過長歯が発生すると食事の際の口の開閉がスムーズに行えず、
また、臼歯(奥歯)の過長歯は口腔粘膜を傷つけ、最終的には食欲がなくなり死に至ることもあります。

*ギョウ虫
ウサギのお腹の中の虫で、最も良く見られるのがギョウ虫です。
便のまわりに、白い数ミリの虫が動いていたら、それはギョウ虫の可能性があります。
(お薬で簡単に駆虫できます)

*飛節びらん
足の裏の皮膚が炎症を起こし、ただれてしまう病気です。
ソアホック、潰瘍性四肢皮膚炎とも言われます。

*呼吸器系疾患(パスツレラ、スナッフル)
各種の病原体の感染によって、呼吸器症状がみられます。
症状は風邪と同じようなもので、目やに・流涙・結膜炎・くしゃみ・鼻汁の増加・いびき
・せき・呼吸困難などがみられますが、病原体によっては、それぞれに特徴的な症状もみられます。

*Ez症(エンセファリトゾーン病)
Encephalitozoon cuniculi 
(cuniculi は、ラテン語でうさぎの意)は、うさぎに寄生する原虫。
この寄生虫は不顕性感染している事が多く通常は無症状ですが、発症するとけいれん、斜頚、麻痺など
いろいろな神経障害を発生させます。
(アメリカのレポートでは、全うさぎの70%が保虫していると言われています。)

●健康チェックポイント●
*食欲がない *元気がない *フンの量が少ない 
*下痢便(軟糞) *肛門が汚れている 
*湿っぽい目やにが出ている *血尿 
*体にしこりがある *鼻水が出る 
*耳をかく仕草が目立つ *耳が臭い 
*毛つやが悪い *やせてきた 等々 
※ うさぎさんを診察してくれる動物病院を探しておきましょう。
うさぎを本当に診られる獣医さんはまだ少ないので、健康なうちに信頼できる獣医師を探しておく事も大切です。
インターネットではうさぎを診られる動物病院が家の近くにあるかどうか調べられる検索サイトもあります。
「あなたがウサギに出来ること」・・・ウサギの獣医さんによるウサギのためのホームページです

かわいがって。
~~ずっとかわいがってね♪~~
うさぎは7年~10年の寿命と言われます。
家族の一員として末永く可愛がってあげてくださいね!!